先月Ankerから新型のワイヤレスイヤホンとなる「Soundcore Liberty 5」が発売されました。
以前よりAnkerのLibertyシリーズのワイヤレスイヤホンは気になっており、ちょうどイヤホンの買い替えを検討していたタイミングでの発売だったので、早速購入。
実際に使用してみると1.5万円のクオリティとは思えないほどの性能。今回はこちらについて詳しくレビューします。
Anker Soundcore Liberty 5

まずはパッケージ。高級感があって良い感じ。

開けると、「本体、ケーブル、イヤーチップ、説明書、保証書」が入っていました。
今回購入したのはLiberty5のミッドナイトブラック。良い…。装着感もかなり良く、ジムでのワークアウトで使用しても全く問題ありませんでした。
またペアリングについてもGoogleのFast Pairに対応しており、ケースを開くと自動で接続。素晴らしい…
詳細なスペックについては以下の表にまとめました。自分が使ってみて特に良いと感じた点は以下で触れていきます。

スライドで開閉

イヤホンを取り出したり収納する際には、ケースを前後にスライドすることでケースの開閉が可能です。片手でケースを開閉できるって地味にめちゃくちゃ便利なんですね…正直かなり感動しました。スライドの動きもヌルッとしていて、気持ち良い。
こういう小さなところからも、ユーザーをきちんと考えたうえで製品を作ってくださってるなと感じます。
感圧センサーでの操作が便利
これまでイヤホンを選ぶ際、物理での操作ができることを必ず条件として選んできたのでこれもとても嬉しい。
センサーのクリック感としては、過去に使用していたAirPods Proと比べると、少し押した感覚は弱いかなと感じますが特に問題は無し。誤操作も無く、非常に快適です。
高精度なノイキャン、外音取り込み

1番驚いたのはノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能。正直あまり期待していなかったのですが、精度がめっちゃ高いです。
これまで使用してきたBeats Studio Buds +と比べても、Liberty 5のノイキャンの方が効きが良いです。ほとんどの人はこれで満足できるのでは。
外音取り込み機能もかなり自然でした。かなりクリアで、イヤホンをつけたままでも違和感なく会話できます。
マルチポイント接続の完成度
Pixel 7aとMacBook Airの2台に接続して使用しているのですが、マルチポイントの切り替えは超快適。めちゃくちゃ早い。どちらのデバイスにつながっているかを意識せずに使用できます。(マルチポイント接続デバイスの追加はSoundcoreアプリの、イヤホンの設定画面から可能)
普段からたくさん使用する機能ではないのですが、遅延もほぼ無く、ストレスフリーで使用でき、かなり完成度が高いと思います。
これで1.5万円、Ankerさん大丈夫ですか?
上記のほかにも、音質・バッテリー持ち(ノイキャンONで最大32時間)も十分に満足できるレベル。加えてワイヤレス充電にも対応。現状あるイヤホンの必要機能は全て備えており、それぞれの機能のクオリティが高いです。
「音質にめっちゃこだわりたい」という方や、「ノイキャンや外音取り込み機能など、とにかく最高レベルのものが欲しい」といった方でなければ、正直すべての人が満足できるワイヤレスイヤホンだと思います。
これを超えるイヤホンをAnkerが開発していると思うとおそろしい…。それまではこのLiberty 5をずっと使うことになりそうです。
▼今回購入した商品