「HUAWEI FreeClip」で始めるオープインイヤーライフ。音質や音漏れなどはどうだった?

イヤホンを取り出すのが面倒で、一度つけたら1日中付けていたい…

ですが、現在使用している「Beats Studio Buds +」のようなのカナル型イヤホンを1日中使用していると、耳が蒸れて気持ち悪くなったり、話しかけられた際にイヤホンを外す外音取り込み機能をオンにするというワンアクションが都度必要になるのが地味に面倒でした。

もちろん「Beats Studio Buds +」も集中して作業する際に重宝しているのですが、それとは別に1日中つけていられるイヤホンが欲しいと考えるようになりました。

そうこう悩んでいるうちに、ブラックフライデーでずっと気になっていた「HUAWEI FreeClip」がセールになっていたので、ついに購入することにしました。

今回は、「HUAWEI FreeClip」を実際に数日使用してみてのレビューを紹介したいと思います。

▼Beats Studio Buds +についてのレビュー記事はこちら

HUAWEI FreeClip

こちらが届いた製品。中にはイヤホン本体とUSB-A to Cの充電ケーブル、取扱説明書が入っていました。

イヤホン本体はかなりコンパクト。イヤーカフ型のイヤホンとなっています。

イヤホンの左右については区別がなく、どちらを左右につけても問題なく使用できます。
またケースに入れる際も、左右の区別は不要です。

Beats Studio Buds +とケースの大きさを比べると、少しFreeClipの方が小さいかなという感じ。

イヤーカフ型だから眼鏡でも快適

オープンイヤー型のイヤホンには大きく、「耳掛け型」「イヤーカフ型」の2つのタイプがありますが、こちらはイヤーカフ型のため、眼鏡をかけていても全く干渉しません。

実際、私もメガネやサングラスとイヤホンを一緒に使用していますが、ストレスもなく非常に快適です。

この時点で、眼鏡を普段かけていて、なおかつオープンイヤー型のイヤホンの使用を考えている方には、かなりアリな選択肢だと思います。

十分に満足できる音質

まず音質についてですが、オープンイヤー型ということもあって期待していませんでしたが、かなり良いです。

まるで耳元にスピーカーがあるような感覚。

これでオープンイヤー型イヤホンというのが正直驚きです。

また専用のアプリから、簡単なイコライザー設定も可能です。
詳細な設定はできませんが、大きく分けて4種類のサウンドから選択できます。

アプリから4種類のサウンド設定を選択できます

音漏れは…

オープンイヤー型イヤホンで気になるのは、やはり音漏れの問題かと思います。

実際やはり音漏れはします。しかしそこまで気にするほどではないと思います。

自分の半径1〜2メートル以内ほどにいれば、「なんとなくシャカシャカするなぁ」とは感じられるようですが、「どんな音楽を聴いているか」などは流石にわかりません。

ですが電車やバスのなかといった、人がすぐ隣にいるような環境では使用するのはオススメできないです。

散歩やトレーニング、カフェでの作業といった、日常的な用途で使用する分には問題ありません。

マルチポイント接続も良好

HUAWEI FreeClipでは2台までの同時接続(マルチポイント接続)が可能です。

マルチポイント接続の精度ですが、かなり良いです。

私はPixel 7aMacBook Airの2台に接続していますが、片方のデバイスで音楽や動画を再生するとかなりシームレスに、自動で切り替わります。

わざわざ手動で切り替える必要がなく、ストレスフリーでこちらも好印象。

1日中使えるバッテリーと快適性

朝の6時前から使用して、夕方17時までずっと耳にかけたまま生活できました。

常に音楽を再生しているわけではないため、1日中音楽を聴き続けるということは難しいですが、10時間以上つけた状態でも使用できるバッテリーは十分満足できると思います。

イヤホン本体の重量は片方5.6gと軽量であり、カナル型と違って耳も蒸れないため長時間の装着でも疲れません。

また耳を塞がないため、音楽を聴いている途中で話しかけられても、音楽を止めずにそのまま会話できます。これが本当にストレスフリーで最高。

タッチ操作はアプリから設定可能

HUAWEI FreeClipはタッチ操作によって、「曲の再生/停止、前/次の曲、音声アシスタントの起動」の機能を使用できます。

タッチ操作は、イヤホンの左右に「2回タップ」「3回タップ」それぞれの機能を、アプリから割り当てることが可能です。

ダブルタップの割り当て項目
トリプルタップの割り当て項目

タッチ操作の誤作動はほぼ起こりません。
というのも、指で強めにタップしないと操作ができないようになっており、誤タップを防ぐようになっているためです。

地味な機能ですが、かなりありがたい…

不満な点が1つもない

最初に購入したオープンイヤー型イヤホンがこれで良かったなと思います。
それほど全ての機能のレベルが高く、不満点がでてきません。

こういったイヤホンでも安いものはたくさん見つけられますが、良いものを1つだけ買って、それを長く使い続けたいと考えている方には強くオススメしたいです。

▼今回購入した商品

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