スマホからの通知を見るだけのつもりが、スマホを開いてからいつの間にか1時間が経っていた。こんな経験ありませんか?
自分はこれを経験しては反省するということを毎日やってます。
そんな生活を続けているなかで、流石にこういった事態は避けなければと思いました。そこで思いついたのが、そもそもスマホを触らずに通知を見たり、音楽を流したりすれば良いのではないかということです。
それを可能にするデバイス、それがスマートウォッチ。
これまでスマートウォッチはCMF Watch Proを1度だけ購入したことがあるのですが、あまり定着せず。今回こそは必ず定着させようという決意をし、決済機能も含めて全てできる良いものを購入しました。それがGoogle Pixel Watch3になります。
というわけで今回は、Pixel Watch3が届いたので、とりあえず使ってみたよという内容になります。
Pixel Watch3

まずはパッケージ。Pixel Watchと一緒にパフォーマンス ループバンドも購入しました。こちらのレビューについても後ほど。

開けると「本体・ウォッチバンド・USB-Cの急速充電ケーブル・クイックスタートガイド」が入っていました。

Pixel Watch本体はこちら。カラーはマットブラックです。ウォッチからの操作をたくさんすることを想定すると、ディスプレイはなるべく大きい方が良いと感じたので、大きい方(45mmモデル)を選択しました。
パッと見た印象としては、「丸くて可愛らしいな」と感じました。以前に使用していたCMF Watch ProやApple Watchなど、スマートウォッチは四角い印象が強かったのですが、Pixel Watchは丸く、従来の時計のような感覚で馴染みやすいです。
基本機能
まずはじめに、基本的な性能についての使ってみた感想を、いくつかの点に分けて紹介します。
まず最初にPixel Watchに触れて感じたのは画面の表示領域の広さです。ディスプレイの大きいモデルを選択したことも要因としてあるかもしれませんが、ベゼルレスなデザインということもあってかなり広く、快適に感じました。
画面の明るさについても、最大輝度が2000ニトと十分で、ディスプレイが暗くて見えずらいと感じることはほとんどないかと思います。

アプリの表示では、アイコンが一覧で表示され、パッと使用したいアプリを探せるというのも便利。アプリのタイトルも含めて表示したい場合は、アプリビューから表示を変更することも可能です。
操作性についても文句なし。画面のスクロールやアプリを開く際など、ラグを感じることなく、サクサク動いてくれます。まさに、腕に着けられる小さなスマホ。また、ウォッチ横のダイアルを使った音量や画面の操作も便利です。
当然ですが、Pixel Watchから通知を受け取ることも可能。LINEやSlack、インスタグラムなどのメッセージの確認、返信まで可能でした。LINEはアプリ上で確認できますが、Slackなどは来た通知に対しての返信しかできないため、今後アプリとしても使えるようになると嬉しいな…
また、Gmail上のメールの確認と、あまり使うことはなさそうですが返信も可能です。

CMF Watch Proでも使えていましたが、Pixel Watchではメディアの操作がより便利になっていてかなり使いやすかったです。
AudibleやSpotifyの再生・停止・音量の上下はもちろんですが、それぞれPixel Watch上にあるアプリからタイトルやプレイリストを選択できます。CMFの時は再生・停止しかできなかったため、これは地味に感動しました。
ウォッチ上にプレイリストなどをダウンロードし、イヤホン等のデバイスと接続することで、Pixel Watchから直接音楽を再生することも可能です。
ただ1点だけ、Audibleの再生も問題なし。倍速での視聴も可能です。
バッテリー持ちについて
バッテリーの持ちは使い続けるうえでかなり重要な要素だと思うのですが、実際に使用してみると大体1日ちょっと持つかなという感じ。理想をいえば4−5日くらいは持って欲しいところですが、機能を考慮すると健闘しているかな。
とはいえ、毎日入浴している間に充電をしておけば1日使えるので、バッテリー容量としては十分です。
決済機能、便利すぎる…

ウォッチで決済をおこなったことが人生で1度もなかったのでこれもかなり感動。
調べてみたところ、「QUICPay および iD の場合、お支払い時に Google ウォレット アプリを開く必要はありません。スマートウォッチを決済リーダーにかざすだけです。」とのことで、QUICPayを使って決済する場合にはただウォッチをかざすだけで超便利。
Pixel WatchのウォレットにはQUICPayとSuicaの2枚のカードを登録し、使うようにしています。どちらもロック解除の手間がなく、楽なのが嬉しい。
ヘルスケア機能(主に睡眠計測)について
これまで3年半以上Oura Ringを使用してきて、睡眠とその日のコンディションスコアを計測してきたのですが、Pixel Watchのヘルスケア機能が良ければ、計測をこちらに統合してしまいたいと考えていました。(正直睡眠計測がきちんとできていれば満足)
実際に使用・計測してみましたが、悪くない。Ouraリングの使用感と変わらずで、むしろアプリをいちいち開かずに、ウォッチから睡眠状態を確認できるので便利。
Oura Ringのコンディションスコアは、Fitbitでいうところのエナジースコアに当たるかと思いますが、こちらの機能はもう少し使ってみないとなんとも言えなそう。
またヘルスケア以外にも、ワークアウト計測も可能です。
詳しいトレーニングメニューの設定はできなそうですが、トレーニング中の経過時間や心拍数、消費カロリー数などがウォッチ上から確認できます。自分は別途トレーニング内容を記録する用のアプリをモバイル上で使用していますが、時間や心拍数などは1つの指標として使うようにしています。
ループバンド、まじ快適
Pixel Watchと一緒に購入した「パフォーマンス ループバンド」ですが、これは購入してよかったです。
以前CMF Watchを使用していた際に、毎回ウォッチを腕につけるのが面倒だったのですが、ループバンドはマジックテープでの装着なのでとにかく楽。
トレーニング中も邪魔になりませんし、睡眠中にずっと付けていても痒くなったり違和感が出るといったこともなく、快適に使用できています。
着け心地はウォッチを長く使っていくうえで重要になってくると思うので、ここはケチらず良いものを買ってよかった。
Pixelユーザーの最適解
Pixel Watchが届いてから数日使用してみましたが、かなり満足しています。というか不満に感じる点がない。
見た目も可愛くて、利便性も高い。Pixelスマホユーザーの最適解となるスマートウォッチなのでは…?
(そして今度こそスマートウォッチを定着させたいと思った今日この頃…)
▼今回購入した商品